夜間の当直中、そろそろ日付も変わろうかしていたので、
そろそろ寝るかと当直室のベットに横になってみたら、
丁度目の前の天井にバッタとカマキリの融合したような虫がへばりついてた。
形状は如何にもバッタっぽいんやけど、
色艶はカマキリ。
流石、田舎の病院…
しかし、電気を消した場合、
こいつが動き出して間違って顔面に着陸しようもんなら絶対寝れんなーと思い、
ひとまず
当直師長に電話してみた。
虫がいる、助けてください
と言ってみたら、モップを差し出された。
自分でやれ、とのことだろうと暗黙の了解でモップを手に取り、
そろそろ~と天井の虫に近づけると、
モップの先に乗ってきたので、そのままダッシュで廊下に飛び出し、
窓を開け、モップをカンカンと叩き、ターゲットを外に放出した。
やり遂げた感の僕と師長さん
虫が飛ぶことを一番恐れていたので、何事もなくよかったよかった。
そして、就寝後2時間後に病棟に呼び出された。