フランス旅行その⑩

さて、フランス旅行記もこれで最後です。お付き合いありがとうございました。


オペラ座はホテルの近くにあります。

街の中心街でもありますし、観光客も多いので
スリが多いです

そういうわけで、僕らもめでたく(笑)
この日に初めてスリ(だと確信している)方々に出会いました。


それは、

よく分からん言語を喚きつつアンケートか何か聞いてくる女性…


…と思ったら、ワーッと何人かが同時に迫ってくる気配を感じました


フランスについてすぐJALパックの方が
『集団で取り囲まれいつの間にかスラれます』と言っていたことが
瞬時に脳裏に蘇って
気付いたら、僕はその集団の間を高速反復横跳びで抜け出していました(笑)

抜け出した後、バッと振り返ったら


もういない


凄い集団だ…瞬間移動まで使いこなせるんか。


結局フランス旅行中に危なかったのはこの瞬間だけ。

さて、気を取り直してオペラガルニエに入ります。
ここはミュージアムパスは使用できません。チケットを中の機械で買う必要があります。

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このオペラガルニエではバレエの公演をやっているようですが、
僕らが旅行していた時には、オフシーズンに突入していたので観れてませんでした。

妻はオペラ座の怪人が好きなので、オペラガルニエをえらく気に入ったみたい。

ガルニエ内はシャンデリアはもちろん、その他に衣装の展示や舞台セットのミニチュアとか
観れるところがあって、流石お金取ってるだけあります。

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衣装のデザインスケッチもありますね。

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シャンデリアすご!!


あんなのが落ちてきたら、死ぬわな…。


さすが元祖シャンデリア。
ツアーを申し込んでいる欧米人が写真に写ってますね。日本語版はありません…。

天井は少ししか映ってませんが、
南フランスの画家であるシャガールが描いたものです。
色彩豊かでなんかツモリチサトみたいですね(笑)

下の画像がヴェルサイユ宮殿?と勘違いそうな、グラン・ホワイエ(社交の場)。
先日訪問した際、ヴェルサイユがひどい込み具合で、落ち着いて観れなかったのもありますが、
ここの方が素敵に感じましたネ


さて、フランス最後のディナーはセーヌ川クルーズ」です!
ベタですが…一度は体験すべきかと思ってJCBに予約とってもらいました。

JCBの方は船の乗り場には自力で向かい、「行けば(どうすればいいか)分かるさ」
かなり適当な感じで言い放ってましたが…

エッフェル塔近くの船乗り場は

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写真のように、いくつも船があって、ディナーコースの内容によっても船が異なるので


行っても全然、分かんなかったサ。

日本語も通じる人いないし、日本語窓口もありゃしませんので、時間ギリギリ行くと危険です…
途方に暮れる僕ら。

仕方ないので適当な窓口に並んで、受付のお姉さんに
予約した内容を記載した用紙を見せて、凄く困った顔してオロオロしている姿を見せたら

なんとなく通じたのか、「あっち」って指さされたので
そこにバタバタと移動し、本物の受付になんとか辿り着いて会計した後、
また「あっち」って指さされた方にバタバタ移動すると、
僕らが乗るべき船があって、時間内に滑り込みで乗船…(汗)

ヤレヤレです。

しかし、毎回海外旅行になると外国語を喋れない僕は
いつも旅行に行く度毎に妻からの評価が下がる展開になっていましたが、

今回は、(フランス語は当然喋れませんが)
危機をジェスチャーでクリアーしていくので、むしろ株が上がりました
ほんと~に困って途方に暮れている顔をするのが窮地に追い込まれた時の解決のポイントです。


ところで、90分間でセーヌ川を行って戻ってくる間に料理が出てきます。

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料理はボチボチですね。まずくはないです。

飲み物としてワインがひと瓶丸ごとドンと用意されます(笑)
フランスの方は本当にワインを水のように飲みますなー。

クルーズで眺めていると、セーヌ川で多くの市民が
椅子に腰かけたり、読書したり、語らったりと楽しんでいます。

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写真の方々は踊ってますね。他の場所でも集団で踊ってるところを発見しましたが…。

先日の日記でも書きましたが、フランスのいいところは
いたるところで人の憩いの場所が整備・提供されているところですね。

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ディナークルーズも終盤になると辺りは暗くなり、グッドタイミングでエッフェル塔に帰ってきます。

遂に、ピカピカと光り始め、エッフェル塔
その後写真のように一定したオレンジ色のライトアップに切り替わりました。


ロマンティックでござる。


ディナークルーズ、最高でしたが、料理のサーブはえらい遅く
僕らのデザートが運ばれた時には、ほぼ船は最初の港に着いてました(爆)
まぁパリということで、ご愛嬌です。

船を降りた後はタクシーに乗って、ルーブルへ。
結局旅行中は地下鉄・鉄道は一度も利用しませんでした。治安が悪いということなんで。

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ライトアップされてます。これが噂の東芝LED…。
黒人の怪しい兄ちゃん達がうろちょろしてますんで、ご注意です。

いやー大満足のパリ旅行でした。

この後は徒歩でホテルに戻り就寝
翌朝はJALパックにお願いして、空港まで連れて行ってもらいました。

ロワシーバスなどを利用するなどして自力で行く方が安価ですが、
やっぱりパリは初めてなので「念のため」がお金で払えるものなら払って「安心を買います」。

空港に着いたら12%の免税処理を手早く済ませて、また長時間フライトです…。
ちなみに、免税処理は窓口ではなく、空港にある機械のバーコード処理で簡単に終わらせることができますが、

実際は、壊れていましたので、結局僕らは窓口に並びました。

なので、今後パリに行く人は、窓口に並ぶんだと諦めて
時間に余裕を持って空港に着いていた方がいいかなと思います


あと、出国手続きでトランクの重量が制限を超えていたため、
荷物を出したりなんやかんやでひどい目に合いました。やっぱりエコノミーはダメです。


重量制限にもっと余裕のあるビジネスクラスが恋しい…。

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パリから帰ってきたすぐは時差ボケやら長時間フライトでフラフラしていましたが、
翌朝には、早速妻は「今度はドイツがいい」と言い出す始末。

なんやかんやで初・個人旅行大成功

これに味を占めて、また「次に」向けマイルを貯める生活が始まります(爆)