風の中のマリア

<あらすじ>
命はわずか三十日。ここはオオスズメバチの帝国だ。晩夏、隆盛を極めた帝国に生まれた戦士、マリア。幼い妹たちと「偉大なる母」のため、恋もせず、子も産まず、命を燃やして戦い続ける。ある日出逢ったオスバチから告げられた自らの宿命。永遠に続くと思われた帝国に影が射し始める。著者の新たな代表作。

<感想>
あの名作「永遠のゼロ」の作者の作品の1つで、ネット上で高評価を受けている1つでもあります。ということで、期待して読んだんですが…

う~ん…

ちょっと僕にはピンとこなかったかも。

まぁ、所詮、ハチなんでですね…感情移入できません。


蜂の生き様に焦点をあて、読者に蜂の生態を知らしめるだけでなく、自然界の厳しさ、命を1つのことに燃やす本能などなど…いろいろなところで読者のハートをわしづかみしての高評価みたいですが…


僕は無理でしたー感性は人それぞれですからねー。


でも、同じ作者とは思えない、色んな書き方ができる人だなとは感じました。まだめげずにこの作者の他の作品にもいつか手を出してみたいとは思います。




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おすすめ度:☆☆

作者:百田 尚樹
文庫: 320ページ
出版社:講談社 (2011/7/15)
読了:2013/8末