VIPの扱い

社会的にちょっとばかし偉くなってると、
面倒なこともあります。


先日受診されたVIPさんは、脳梗塞急性期であるにも関わらず、


『個室じゃないと入院せん!』


駄々をこね、「入院しないと悪くなるかもですよ!」と言っても
『俺は死んでも構わん』の一点張り

死ぬまでなくても麻痺が残れば介護が必要となるんだが…介護者の身になって欲しい…とも言えず。

「個室が空いてないから、我慢して下さい!」と
なんとか説得してやっと入院されたものの、
翌日になったらまた『個室空いてなかったら今日退院する!』とワーワー
また、脳梗塞予防に喫煙を勧めても、『自分の体やから、もうよかろ』と聞く気ゼロ。
脳梗塞の症状に対する、リハビリテーションに関しても
『大丈夫だから、リハビリなんかせん、必要ない』と一刀両断。


VIPは医者の言うことも聞かなければ、家族の言うことも聞かん。
治療も一部拒否し、なんちゅーか、


VIPやりづらいっス(汗)


言えることは、謙虚にしなければいい医療は受けれないし、
そして、好き勝手やってダメになったときに、結局ババ引くのは自分だけじゃなく、
家族やその他の介護者、そして医療費を負担する国民ということを知って欲しいなぁ。
生活保護の問題も昨今、特に問題視されているけど、同様のこと。