ドクターG自慢

ドクターGという番組があって、
医学を志す人以外が見て、果たして面白いんやろうかと疑問に思うものが
NHKで木曜日に放送されている。


やらせなしで、日本全国の有名な研修指定病院から研修医を解答者として呼び、
1つのドラマを通して、患者さんの病気の診断をつけていくという趣旨のもの。


今回は、知り合いが出演していたので、ちょっと見てみようかとTVを付けてみた。


パッと映し出された若年男性が、
①ずっと発熱しており、
②右下腹部痛を訴え、
③便は黒くなく、
④口腔内がきれい
⑤そして、アキレス腱が赤くて痛がっている


とちょうど訴えているシーンだった。


「ふーん、今回は簡単みたいだね。クローン病かな、それか潰瘍性大腸炎


と何気なく、妻に向かって話しかけた矢先、


『ではみなさん、最終診断は?』


と司会者が言い出したので、既に番組の終盤だと判明(笑)


ゲスト3人が出した答えはベーチェット病で見解一致


あぁ間違ったか~…まぁ、その診断でもアリかなと思いつつ、
僕がTVを付ける前までに放送されていたヒントを元に、上記診断に至るまでの論理を
ゲストらが各々述べている様をじーっと見ていたら


司会者が、「もう少し視野を広げましょう」とコメントし、暗に不正解だと告げ、
もう1つのVTRを出し、本当の最後のヒントとして

⑥痔がある

が明らかになった。



そして、答えはクローン病




すごい、すごいぞ、自分!と興奮している横で、妻は漫画本に夢中

読むのを止めて、感心したように「本当に勘がいいね」
誉めてくれた。